とらや工房からのお知らせ

【できごと】無患子(むくろじ)

2月に降った大雪がようやく溶けたので、
ゆっくりと庭を散策してみました。

すると、地面に黄色い木の実を発見しました。
すこしやわらかく、振るとカタカタと鳴ります。
気になって調べたところ、
無患子(むくろじ)という木から落ちたものだとわかりました。

すこし透き通った黄色い実のなかで、カタカタと鳴っていたのは種子で、
黒くてまあるい形です。
黒い実は「羽根つき」の羽の玉に使われているそうです。
周りの黄色い部分は、
かつて石鹸の代用品として使用されていたという記載をみつけました。

そこで、実を半分に割り、こすり合わせてみると確かに泡が出てきました。

気候がよくなってきたので、みなさまもとらや工房にいらした際は、
散策しながら無患子(むくろじ)の実を探してみてください。

 

アーカイブ